こんにちは、かてぃです。
ついこの間Fitbitの最新版「Fitbit Sense2」や「Fitbit Inspire3」が発売されたばかりですが、ついにGoogleでもFitbitの機能を搭載した「Google Pixel Watch」の発売(2022年10月13日)が正式にリリースされました!
Google Pixel Watchの情報はGoogle Store公式に上がっていますので、今回はFitbitを買おうかGoogle Pixel Watchを買おうか迷っている方へ向けて、その機能の違いについてご紹介したいと思います。
- 最新版のスマートウォッチが持っている機能が気になる方
- Fitbit新規購入検討中・買い替えを検討中の方
- Apple Watchとの違いも気になる方(最後に少しだけご紹介します)
\最新版Fitbit スマートウォッチ「Fitbit Sense2」はこちら/
\フィットネス機能にフォーカスした最新トラッカー「Fitbit Charge6」についてはこちら/
Google Pixel Watchが内包するFitbitの機能一覧!○○がない?
Fitbitはフィットネスケアに注力した製品の販売に力を入れていますが、Google Pixel Watchにどの程度の機能が搭載されているかきになりますよね。
まずはGoogle Store公式ですでに公表されている機能一覧を元に、現在最新版の「スマートウォッチ」であるFitbit Sense2と「トラッカー(スマートウォッチ機能の一部とフィットネス機能を搭載したウォッチ」であるFitbit Charge5と比較してみたいと思います。
Fitbitにある機能一覧とPixel Watch対応の機能一覧比較 (フィットネス関連)
モデル | Google Pixel Watch | Fitbit Sense2 | Fitbit Charge5 |
公式価格 | 39,800円~ | 32,800円 | 19,800円 |
アクティビティ機能 -歩数、走行距離、エクササイズモード、消費カロリー計算など | あり | あり | あり |
アクティビティ機能 –エクササイズ自動認識 | なし | あり | あり |
健康管理機能(心臓) -心拍数モニタリング(24h) | あり | あり | あり |
健康管理機能(心臓) –心房細動検出機能(アプリ),不規則な心拍リズムの検出 | なし | あり | なし |
ストレス管理機能 -ストレスマネジメントスコア | あり | あり | あり |
ストレス管理機能 –皮膚温センサーによるストレス検出, ガイド付き呼吸セッション など | なし | あり | あり |
睡眠管理機能 -睡眠ステージとスコア | あり | あり | あり |
血中酸素濃度計測 | なし | あり | あり |
タイトル | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
結論:ベーシックなフィットネス機能はあり。ただしトラッカータイプよりも機能は少なめ。
上記はあくまでもFitbitが搭載しているフィットネス機能に対し、Pixel Watchがどの程度同様のものを搭載しているかをご紹介しています。(参照:Google Store公式HP)
Pixel Watchが持つスマート機能の側面については、次章にてご紹介させてください。
まずはFitbitの強みであるフィットネス機能の比較。
ライトユーザーとして一番よく利用するベーシックな機能は搭載されていることが確認できました。
- 歩数、走行距離、消費カロリー計算
- エクササイズモード・・・モード毎の消費カロリー等を自動計測→アプリに反映
- 睡眠スコア・・・「レム睡眠」「ノンレム睡眠」などの自動検出と睡眠スコア(100点満点)の算出
- 心拍数モニタリング・・・リアルタイムでの心拍数を計測。スマートフォン側のアプリでもその変化を追うことが可能
- ストレスマネジメントスコア・・・身体活動の多さ、睡眠スコアなどを元に「どの程身体がストレスを感じているか」を算出。
一方で、Fitbit最上位モデルが搭載しているセンサーやフィットネス機能は一部省略されているようです。
今回未対応の機能①:エクササイズ自動認識
注意:(2022年10月8日記載)
現在Google Store公式HPで2つの見解があります。
Pixel Watch / Fitbit Sense2 比較ページ → エクササイズ自動認識機能 なし
Pixel Watch 単体の紹介ページ → エクササイズ自動認識機能 あり
どちらの記述が正しいかは判明次第追記させていただきます。
現在販売中のほとんどのFitbit製品に搭載されている「エクササイズ自動認識」機能は、最低10分以上の運動を行なった時、どのような身体活動であるかをfitbit端末が自動で識別→エクササイズに見合ったカロリー計算等を行なってくれる機能です。
とはいっても、筋トレなどのワークアウトは手動で登録する必要があります。
結果はエクササイズ終了後、自動的にスマートフォン上のアプリに反映されます。
今回未対応の機能②:心房細動検出機能を備えた心電図アプリ
続いては心房細動検出のための心電図アプリ搭載について。(ECGアプリ)
こちらについても現段階でGoogle Pixel Watchでは搭載がないとのことです。
ただ、注意したいのがfitbit端末でも日本国内では当機能はリリースされていません。
心房細動(AFib)とは、心房という場所で起こる不整脈の一種でfitbit端末では電気センサーを搭載している製品(Fitbit Sense2, Fitbit Charge5など)で検出が可能とされています。
ただし、本機能が利用可能になっている国は現段階で制限されており、日本はリリース待ちの状態です。
公式のページには、同じくGoogle Pixel Watchでの心房細動検出対応国一覧が載っています
fitbit端末とPixel Watch端末の心房細動検出機能利用可能国はほぼイコールなので、fitbit端末の当機能のリリースが待たれます・・!
現在日本国内で心房細動検出(※医療としての利用は推奨されない)が可能なスマートウォッチと言えば、Apple Watchが有名どころといえそうです。
停車している車に普通に座っているだけなのにこんな表示が出たのだが。
— Hi_Lo@瑠璃忍𝑆𝑋 (@Grandblue_mica) May 20, 2022
ん?胸が痛い? pic.twitter.com/rEKPdNOISw
今回未対応の機能③:皮膚温センサーによる体温検出
皮膚温センサーについても今回Google Pixel Watchは未対応のようです。
fitbitでは搭載されている皮膚温センサーを使って、皮膚温のトラッキングをすることが可能です。
上記の画像はfitbit premium(サブスクリプション制)に加入した場合に見ることができる体温変化のグラフですが、無料版だと下記のように一日ごとの皮膚温変化のみ確認できます。
fitbit公式では月経周期の把握にも……と利用用途として紹介されています。
私自自身不妊治療をしているので体温変化把握を期待してfitbitを購入したのですが、無料版アプリの皮膚温検出ではあまり変化がわからず…結局婦人体温計を併用しています。(笑)
今回未対応の機能④:血中酸素濃度計測
血中酸素濃度はコロナ禍においてよく耳にした言葉かもしれませんが、血液中に流れる酸素の濃度をリアルタイムで計測(上記画像右側)してくれる機能がfitbitにはあります。
今回はGoogle Pixel Watchでは搭載を見送ったようです。
Google Pixel Watch しかないとっておきの機能はこれ。
一方でGoogle Pixel Watchは今までのfitbit端末が搭載していないスマート機能を数多く揃えています。
まさに「スマート」なウォッチ。Apple watchと機能は近い?
現時点で公開されているGoogle Pixel WatchとFitbitのスマート機能の違いは下記になります。
モデル | Google Pixel Watch | Fitbit Sense2 | Fitbit Charge5 |
LTE通信 | あり ただしKDDI と ソフトバンクのみ | なし | なし |
Googleアシスタント | あり | なし | なし |
Google ウォレット | あり | なし | なし |
緊急SOS 国際緊急電話 | あり | なし | なし |
転倒検出 | あり | なし | なし |
タイトル | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
LTE通信の搭載
fitbit端末には搭載されていない最大の魅力のうちの一つである「LTE通信」がGoogle Pixel Watchでは可能となりました。
LTE通信がスマートウォッチに搭載されていると、スマートフォンを持たない状態でもデータ通信や音声通話ができるようになります。
ランニングに行きたいけどスマートフォンを持っていくのは重いな…といった場合も便利そう!
対応キャリアは現段階ではKDDIとソフトバンクの2社だけのようです。
また、LTE通信を使う上で制約として、ペアとなるスマートフォンを上記のキャリアと契約している必要があります。
Google Pixel Watchを使うためにはAndroid™ 8.0以上のスマートフォンを持っている必要があるので注意が必要です。(参考:au公式HP「対応機種」欄)
Googleアシスタントの搭載
音声アシストとしてAlexa(アレクサ)と同じく人気が高い「Googleアシスタント」。
fitbitは旧モデルFitbit SenseまでGoogleアシスタント/Alexa双方が搭載されていましたが、現在販売中のFitbit Sense2はAlexaのみの搭載となっています。
アラームをかけたい時や天気を知りたい時など、スマートフォン以上に手軽に操作ができるのでユーザビリティが上がりそうです。
Google ウォレットの搭載
GoogleウォレットとはAndroid端末向けのアプリでいわゆる「おサイフケータイ」のような役割を果たしています。
決済用のクレジットカードや定期券などが登録できる他、飛行機の搭乗チケットやポイントカードなども収納できるようです。
ただし、2022年10月時点ではVISAタッチ搭載のクレジットカード等をGoogle Pixel Watch に登録できないという口コミもありますので、スマートフォンと比較すると一部機能が制限されているようです。
緊急SOS / 国際緊急電話
緊急SOSはGoogle Pixel(スマートフォン)にも内蔵されている機能で、特定の操作(スマートフォンだと電源ボタンを5回以上連続クリック)を行うと登録されている緊急連絡先へ位置情報などが共有されます。
転倒検出
最後にご紹介するスマート機能は「転倒検出」です。
激しい転倒を検出するとGoogle Pixel Watch自体がアラートを発し、上記緊急連絡先および110番などへの通報を行うかどうかの確認のメッセージが本体に表示されます。
Google Pixel Watch はどこから購入できる?
実店舗・オンライン共に購入可能
2022年10月13日発売のGoogle Pixel Watchですが、販売先が確認されているのは下記の通りです。
- ヨドバシカメラ
- ヤマダ電機
- ビックカメラ
- エディオン ….等大手家電量販店
- 各家電量販店オンラインショップ
- auオンラインショップ
- ソフトバンクオンラインショップ
- Google ストア
- Amazonや楽天などのECサイト
ご購入の際にはご自身のキャリアが「ソフトバンク」「au」である必要があります。(※LTE通信を使いたい場合)
また、大手ECサイトでも販売が行われていますがAmazon(2022/10/16時点)は現在入荷待ちの状態となっています。
まとめ:Google Pixel WatchはAndroid・au/ソフトバンク向けのスマートウォッチ
いかがでしたでしょうか。
Google Pixel WatchはAndroidのスマートフォンと連携させることでさらに便利に利用ができるスマートウォッチです。
現在は「ソフトバンク」「au」のみがGoogle Pixel Watchの機能であるLTE通信を使えるキャリアとなっているので、Google Pixel Watchのスマート機能を最大限利用するためには当2キャリアのユーザーである必要がありそうです。
Fitbit、そして世界最大規模のスマート機能を開発しているGoogleとのコラボレーションであるGoogle Pixel Watch。
今後次々と機能が搭載されそうなこともあり、期待大ですね。
ご覧いただきありがとうございました〜。
おわり。
ご存じの方もいらっしゃるかもしれないですが、Fitbit社は数年前にGoogle傘下となっているので親和性が高いんです。